
前回激安スーパーのラ・ムー諏訪店を紹介しましたが、諏訪へ訪れた本来の目的は、諏訪湖畔に建つ洋風建築の千人風呂で有名な「片倉館」での入浴だったのでした。
1. 概要と歴史



【設立】 1928年(昭和3年)、当時製糸業で「シルクエンペラー」と称された片倉財閥の二代目・片倉兼太郎によって建設されました。(出典:WIKI)
【目的】 兼太郎が欧州視察で感銘を受けた「地域住民のための厚生施設」を日本にも実現したいという願いから、温泉・社交・娯楽の場として誕生しました。
【文化財】 2011年(平成23年)に、会館棟・浴場棟・渡廊下の3棟が国の重要文化財に指定されています。
2. 建築の特徴








【設計】 当時の著名な建築家・森山松之助による設計です。
【スタイル】 外観はロマンチック・リバイバル様式の洋風建築で、スクラッチタイルやステンドグラス、彫刻が随所に施されています。
【和魂洋才】 外見は洋風ですが、内部(特に会館棟)には畳敷きの大広間があるなど、日本人の使いやすさを考慮した「和魂洋才」の設計が特徴です。
3. 名物「千人風呂」


【大浴場】 大理石造りの荘厳な浴場は、一度に100人が入浴できるほどの広さから「千人風呂」と呼ばれています。(写真は男性風呂 出典加工:Google Gemini)
【独特なスタイル】 水深が1.1メートルと深く、「立って入る」という珍しいスタイルです。泉質:単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
【足裏刺激】 底には黒い玉砂利が敷き詰められており、歩くと足裏が心地よく刺激されます。
【メディア】映画『テルマエ・ロマエ II』やドラマのロケ地としても有名です。
4. 利用・見学
【日帰り入浴】 現在も日帰り温泉施設として営業しており、レトロな雰囲気の中で天然温泉を楽しめます。入浴料850円
【見学】 2階には広大な休憩室(大広間)があり、事前予約制でガイド付きの館内見学ツアーも実施されています。(ガイド付き見学¥1,100(事前申込要)自由見学¥500)
【感想】
入浴施設としては、サウナはありませんし露天風呂もありません。洗い場も少なく他の施設と比較してしまうと見劣り感はあります。ジャグジーこそありますが、寝転び湯でもありません。浴槽が1.1mと深いのでお子様は注意が必要です。
ですが、やはり浴室の凝った内装や調度品、ステンドグラスなどを眺めながらの雰囲気は最高でした。
【マップ】